資産形成で少しでもハッピーな人生

資産形成など気になったことを綴ります♪

資産2倍、3倍、4倍!簡単法則で始める投資術

新NISAも始まったことだしお金を賢く増やしたい。でもどれくらいの期間運用すれば目標額に到達するのかだいたいの目安が知りたいですよね。もし、あなたの資産がいつ2倍、3倍、さらには4倍になるかを簡単に知ることができたら・・・。それを可能にする計算法則が存在します。それが「72の法則」「115の法則」「126の法則」です。

72の法則って何?

まず「72の法則」からご説明します。「72の法則」とは、投資の運用利回りを使って、元本が2倍になるまでのおおよその年数を計算する方法です。

具体的には、「72を運用利回りで割る」という非常にシンプルな計算により、おおまかな倍増期間が分かるんです。

例えば、年利6%でお金を運用した場合、「72 ÷ 6 = 12」より、約12年で投資額が2倍になると推測できます。

これは、複利効果(利息をそのまま運用することで利息に対して利息がつくこと)を考慮した大まかな計算で、実際の運用結果にはさまざまな要因が影響するため、あくまで目安として使うのがベストです。

なぜ72なの?

この法則が機能する理由は、72が多くの利回りでうまく機能する数字だからです。

実は、利回りが3%から12%の範囲であれば、72の法則による計算結果はかなり正確な目安となります。これは、複利計算の複雑さを簡単に扱えるようにするための便利な近似法なんですね。

新NISAで「72の法則」を活用するコツ

目標設定
自身の投資目標を定め、それを達成するために必要な利回りを計算してみましょう。

「72の法則」を使えば、その利回りで資産がどのくらいの期間で2倍になるかが分かります。たとえば利回り6%の金融商品であれば、その商品の投資額を2倍にするためにはおおよそ12年間かかるということが分かります。

逆に投資資産を2倍にしたい期間を決めて、それを実現する運用利回りの金融商品を選ぶといった使い方もできます。たとえば10年間で投資資産を2倍にしたいのであれば、投資対象となる金融商品に求める運用利回りは、年率7.2%以上が望ましいということになりますね。

投資選択
異なる投資案件や商品を比較する際に、「72の法則」を使って、それぞれの資産倍増に要する期間を見積もることができます。

運用利回りが分かれば、その金融商品に投資した場合にどれだけの期間運用すれば資産が2倍になるか簡単に分かります。

<資産2倍に要する利回りと期間>
・年利3%なら、72 ÷ 3 = 24年
・年利4%なら、72 ÷ 4 = 18年
・年利12%なら、72 ÷ 12 = 6年

たとえば新NISAのつみたて投資で大変人気のある米国のS&P500指数に連動する成果を目指した「eMAXIS slim米国株式(S&P500)」というインデックスファンド(投資信託)がありますが、この商品の過去10年間の利回りは12%を超えています。

仮にこの利回りが今後も続くと考えるならば、今投資すれば6年後には資産が2倍になるということですね♪

忍耐力
資産が2倍になるまでの期間を知ることで、投資に対する忍耐力を持つことができます。

例えば米国を投資対象とするETFのように上げ下げはあるものの長い目で見れば右肩上がりで上昇している金融商品であれば、目先の利益に惑わされず、長期的な視点を保つことが重要です。

利回りが良いインデックスファンドに投資して長期投資すれば資産が増えるのは、複利効果が働くからです。複利効果については以下記事で解説しています。

happy-happylife.hatenablog.com

「115の法則」と「126の法則」

投資で資産を増やすことを考えたとき、2倍では物足りないと感じる方もいらっしゃるかも知れません。

そんな時に活躍するのが、「115の法則」と「126の法則」です。もうご想像いただけると思いますが、これらの法則を理解すれば、資産が3倍、4倍になる期間を見積もることができるようになります。

「115の法則」:資産が3倍になるまで
「115の法則」は、資産が3倍になるまでの大体の期間を計算する方法です。

計算式は、「72の法則」と同様にシンプルで、115を年利回りで割るだけ。

たとえば、年利回りが5%の投資の場合、115 ÷ 5 = 23となります。つまり、約23年で投資額が3倍になることが期待できるわけです。

「126の法則」:資産が4倍になるまで
さらに、資産をより大きく増やしたいときには「126の法則」が役立ちます。

この法則は、資産が4倍になる期間を計算するためのもので、126を年利回りで割ることで期間を求めます。

例えば、年利回りが7%の場合、126 ÷ 7 = 18となり、約18年で資産が4倍になる見込みがあるということになります。

これらの法則は、投資の目標を設定する上で非常に役立ちます。特に長期的な資産形成を目指す場合、どのくらいの期間でどれだけの成果が期待できるのかを具体的に把握できるため、計画的に投資を進めることが可能になります。

「72・115・126の法則」で楽しく資産を増やすヒント

投資って聞くと、ちょっとリスクが高いと感じるかもしれませんね。

でも、「72の法則」「115の法則」「126の法則」という簡単なルールを知れば、投資に対する見方が少し変わるかもしれません。この記事を読んで、未来の投資計画をちょっと楽しく考えることができたら嬉しいです。

これらの法則のいいところは、そのシンプルさ。複雑な計算は必要なく、複利の魔法を使って、じわじわと資産を増やしていくコツを掴めます。この小さな法則が、長い目で見た投資の大切さを教えてくれるんです。

もちろん、投資というのは、自分のスタイルに合わせて楽しむもの。だから「72の法則」「115の法則」「126の法則」を知ったからといって、すべての答えがここにあるわけではありません。

市場は日々動いていて、その変化を楽しみながら、柔軟に戦略を練っていくことが大切です。そして投資にはリスクが伴いますが、長期的な視点に立てば、より賢い投資判断が可能になると思います。

新NISAを利用してコツコツ投資しながら資産を増やしていきましょう~♪

ブログランキングに参加しています。下のボタンを押していただけると幸いです♪